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「機能性尿失禁」(尿の漏れ)の対処方法

 

運動機能障害性尿失禁への対処方法

機能性失禁とは尿道、膀胱、直腸といった臓器が問題で失禁がおきるわけではなく、トイレまで遠いので間にあわないといった環境が原因でおきる失禁を言います。機能性失禁の中でも、運動機能障害性尿失禁とは、足腰の運動機能が衰えた場合や運動麻痺が起こった場合に起こる尿失禁を言います。

治療・機能回復訓練(リハビリテーション)

痛みの治療や筋力トレーニングなど、治療や機能訓練で治せるものは治します。専門家による評価(判断)が必要です。

トイレ動作の工夫

寝たきりの人でも、練習によって座ることや立つことができるようになる場合もあります。

介助方法の習得・工夫

介助の方法が分からなかったり、間違っているために失禁になっている場合には、介護者に適切な介助方法を提案します。

住環境の整備

手すりをつける、段差をなくす、トイレを改造するなど、住環境整備によってトイレ動作がしやすくなる場合があります。

福祉用具の活用

用具は様々な種類があり、手足の働きを補います。適切な用具を選択することがポイントです。

社会資源の活用

地域によって異なりますが、生活を支援する様々な制度が作られています。これを上手に利用します。

認知機能障害性尿失禁への対処方法

認知機能障害性尿失禁とは、機能性尿失禁の中でも、認知症などの精神機能障害によって判断や認知力が低下している場合に起こる尿失禁を言います。

トイレに行きたいサインを見つける

歩き回る、ポケットに手をつっこむなど、その方のトイレに行きたいサインがみつけられたらトイレに誘います(排泄誘導)。

トイレの表示を明確にする

トイレの場所がわからなかったり、間違って覚えている場合、トイレに「便所」と書いたり、明るくしてわかりやすいようにします。思い出すまでできるだけトイレまで連れていくようにします。

脱ぎ着しやすい服にする

慣れた位置にボタンやチャックがある、といったご本人がわかる衣服に替えます。

便器の使い方を確認する

便器の使い方がわからないようであれば、声をかけます。

後始末は自分でできているかどうか確認する

拭いたり、流すことを忘れているようであれば声かけしたり、助けます。うまくできた時はかならずご本人が喜ぶ方法でほめることが基本です。

 
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