本協会は排泄ケアに関する諸問題の解決方法と向上を目指しています。その活動は、排泄に関する正しい知識の普及をはかり、具体的な援助体制の確立に寄与するとともに、必要な調査研究を行います。さらに国内外において排泄に問題をもつ人々と一般を含むケアする人々が医療・保健・福祉との連携をはかり、行政、企業等に働きかけ、すべての人が気持ち良く排泄のできる最適な社会環境の充実と創造に寄与、貢献することを目的としています。
1989年3月に、本会の母体である「失禁勉強会」は始まりました。そして1990年3月に「コンチネンス研究会」とし、さらに各地域での充実した活動を目指し、1993年7月1日「日本コンチネンス協会」と改組し、新たなスタートをきりました。
個人会員:約791名 法人会員1:11施設 法人会員2:35社
賛助会員:26名
支部:北海道、首都圏、長野、北陸、愛知、大阪、高知、九州、沖縄合計9支部
2008年3月31日現在
| 顧問 | 阿曾佳郎、岩田克男、太田仁史、川島みどり、松田鈴夫 |
| 監事 | 上野典子、鈴木康之 |
| 会長 | 西村かおる |
| 副会長 | 葛西善憲、花岡真佐子 |
| 理事 | 青木久美子、植田誠子、佐川光俊、谷口珠実、大洞健史、浜田きよ子、矢澤康行 |
| 事務局長 | 藤江茂司 |
日本コンチネンス協会は、6本柱を中心にした活動を、各地域での特徴を生かしながら展開していきます。
定義:排泄についての正しい知識の常識化をはかり、広く一般にいきわたらせること。
出版や講演・フォーラムなどを通じて、排泄に関する正しい知識を普及しています。各地で開催されるフォーラムなどでは、排泄の暗く隠されがちなイメージを払拭する楽しいイベントが盛り沢山で、一般の人々にも気楽にご参加いただいています。
また、協会の使命達成のための活動のひとつとして、2004年より「コンチネンスケア」マークの普及推進活動を開始いたしました。
定義:排泄に関する悩み・課題を持つ人が、相談をすることにより、解決への方向性を導き出すための支援を行うこと。
排泄の悩みは他人には相談しにくいものです。1990年から始めた当協会の電話相談は、排泄の問題を抱える人々が気軽に相談できる窓口として重要な役割を担ってきました。ここ数年、相談内容も専門的で複雑になってきました。
定義:排泄に関する知識・技術・態度を伝え、望ましい姿に変化できるようにすること。
排泄ケアの知識が必要な各種専門家や排泄ケアに関心のある一般の人々を対象に、排泄ケアの基本を学ぶ初級セミナー、実践力を身につける中級セミナーや電話相談セミナーを開催しています。特にコンチネンスアドバイザー(排泄ケアの専門家)の養成を目指し、上級セミナーのカリキュラムを構築しているところです。この他に事例検討大会なども開催しています。
定義:排泄に関して未解決の諸問題について調べ、集約、考察し公表すること。
各支部では会員相互の学びを深めるために定例研究会を開催しています。毎回様々なテーマを取り上げ、事例検討にも取り組んでいます。また、排泄ケア用品の向上を目指し、製品のテストの実施やモニタリングなどを行っています。
定義:排泄ケアや排泄に関する研究から得た課題を具現化すること。
より良いケア用具やケア方法の開発に取り組んでいます。特にケア用品の正しい選択や使用方法が理解できるように、ハード面だけではなく、ソフト面の充実にも取り組んでいます。
定義:上記活動を様々なシステムを活用し、会員をはじめ誰にでも分かりやすく、かつ、社会の隅々まで情報を伝達させる活動。
排泄に関する最新の国内外の情報を収集・整理しデーターベース化を目指しています。さらに排泄に問題を持つ本人や家族と、ケアに携わる専門家のネットワークの構築も目指しています。会員に対しては月刊機関誌「コンチネンスナウ」を発行し、全国各地にタイムリーな情報を提供できるようWEBサイトの内容の充実をはかっています。